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眠りの状態を脳波、眼球運動、オトガイ筋などで測定する睡眠ポリグラフ記録などによると、国際判定基準では睡眠段階は1~4に分けられる、最も深い眠りにあたる段階3、4(徐波睡眠)は、実は寝始めの3時間に集中して出現することがわかっているのだとか。

 「必要睡眠時間よりも長すぎる眠りは、浅い眠りをとりすぎてしまうことになり、ぐっすり眠ったという実感が得にくくなります。脳や体の疲れはもう十分とれているのに、まだ眠い気がして寝続けるのは、満腹の後にさらにケーキを食べるようなもので、体内リズムを乱す原因となります」

 非常に心地良い「二度寝」にもまた、同様のことが言えるそうだ。

 「一度目の眠りで十分な睡眠時間をとっているのに、『あと5分』とやってしまうと、『あと10分』と、さらに睡眠段階が深くなってしまうこともあります。あるいは、『あと5分』を繰り返すことによって、ただ浅い眠りを繰り返すだけ。浅い眠りのため、夢も見がちで、かえって疲れてしまうこともありますよね」

 「ぐっすり眠れて日中しっかり覚醒できる」というのが、理想的な眠り。単にたくさん寝ればよいのではなく、重要なのは、眠りの「質」のようだ。